• Centerboard 石原 正博

経営の全体最適化とは何か

本日のコラムは、「経営の全体最適化」についてお話ししたいと思います。

変化が激しく、先行きの見通しが立たない中、いま多くの企業が、会社の成長や業績向上に向けて様々な経営施策に取組んでいます。例えば、経営戦略や事業計画の策定、業務を効率化するための業務改革活動や仕組み、システムの導入、人材や組織を活性化するための人事制度変更や組織変更など様々なものがあります。


しかし、これらはただ単に施策に取組めば効果が出るというわけではありません。「経営方針や事業計画」「人材や組織」「仕組み、システム、制度」といった個々の施策を相互にしっかりと結びつけ全体最適化を図らなければ、決して効果は出てこないのです。具体的には「経営方針や事業計画」といった会社が目指す「目的」に対し、「仕組み、システム、制度」などの「手段」を、手段を使う側の「人・組織」と結び付けることが必要だということです。

この「目的」「手段」「人・組織」をしっかりとつなげることにより、始めて経営は最適化され会社の成長や業績向上に結びついていくのです。逆に、全体最適化をせずそのままの状態にしておくと、それぞれの施策はバラバラのまま部分最適となり、会社が目指す目的の実現はおろか、ただ時間と労力を費やし、膨大なムダを生み出すだけになってしまうのです。


実際これまでの多くの日本企業は、改革という旗の下で、自社の抱える様々な課題に対しそれぞれ解決策を講じてきたにもかかわらず、「戦略や計画が実行されず未達に終わる」「人事制度を変え、研修も行ったが人が育たない」「仕組みやシステムが機能せず形骸化している」といった状態となってしまっているのです。そして、それらの取組みは生産性を向上させるどころか、逆に、現場の手間と時間を奪い、生産性を引き下げるという悪影響を生み出してしまっているのです。

多くの企業にとって、いま必要なのは「目的」「手段」「人・組織」を部分最適のままにせず、しっかりと結びつけて全体最適化するということであり、そのことで生産性は飛躍的に改善し、無駄のない効率的な経営を進めることが出来るのです。


詳しくは『会社が生まれ変わる「全体最適」マネジメント』をご参照ください。

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