検索
Centerboard 石原 正博
- 2015年6月30日
「伝わるビジョン」について
今回は弊社のコンセプト「伝わるビジョン」についてお話ししたいと思います。 みなさんは“会社のビジョン”というとどのように捉えるのでしょうか? 以下はある企業でのインタビューの一部です 10年後の会社の将来像 我々が向かうべき方向性 経営者の意志or経営者の自己満足? 単なる絵に描いた餅 自分の業務とはあまり関係ないもの 株主に向けての建前 そもそも変化の時代にビジョンは読めない 社員のみなさんはそれぞれ違った捉え方をしているようです。 このようにビジョンの捉え方が千差万別である一方で、もし仮に会社が「将来に向けた会社の持続的成長の実現」を目標として掲げていたらどう思うか?おそらく誰も異論を唱える人はいないでしょう。 だとすればこの「持続的成長の実現」とは具体的にはどういう状態なのでしょう? この問いを考え始めれば、自ずと「具体的なビジョンの必要性」というものを感じ取れるのではないでしょうか。 弊社では、ビジョンというものの意味を以下のように考えます。 1.変革や改革を実現するための目を向けるべき方向 変革や改革が必要な企業が発する「わが社は変わら
113

Centerboard 石原 正博
- 2015年6月28日
経営の全体最適化とは何か
本日 は、「経営の全体最適化」についてお話ししたいと思います。 変化が激しく、先行きの見通しが立たない中、いま多くの企業が、会社の成長や業績向上に向けて様々な経営施策に取組んでいます。例えば、経営戦略や事業計画の策定、業務を効率化するための業務改革活動や仕組み、システムの導入、人材や組織を活性化するための人事制度変更や組織変更など様々なものがあります。 しかし、これらはただ単に施策に取組めば効果が出るというわけではありません。「経営方針や事業計画」「人材や組織」「仕組み、システム、制度」といった個々の施策を相互にしっかりと結びつけ全体最適化を図らなければ、決して効果は出てこないのです。具体的には「経営方針や事業計画」といった会社が目指す「目的」に対し、「仕組み、システム、制度」などの「手段」を、手段を使う側の「人・組織」と結び付けることが必要だということです。 この「目的」「手段」「人・組織」をしっかりとつなげることにより、始めて経営は最適化され会社の成長や業績向上に結びついていくのです。逆に、全体最適化をせずそのままの状態にしておくと、それぞれ
1,650